こんにちは!転勤族専業主婦2児の母あんころもちです。
子供を賢く育てるためにただいま絶賛奮闘中♪
「ネガティブすぎるイケメン」で今活躍中の栗原類さん。
発達障害を公表している芸能人でもあります。
そのお母様である栗原泉さんの本「ブレない子育て」を読みました!

発達障害グレーゾーンの息子を持つ私としては、発達障害の類さんをどのように育ててきたのか気になりますよね!
そしてご自身も発達障害と告知されながら、シングルマザーとな(・o・)!
一体どんな人で、どんな子育てをして類さんを伸ばしたのかもう気になりまくり!
そんなパワフルな栗原泉さんの本を
発達障害を知っている方。知らない方、子育て中の方には一度読んでもらいたい!!
そんな子育てヒントをシェアしていきたいと思います。
もくじ
栗原泉さんの本!ブレない子育てとは??
著者:栗原泉
出版社:KADOKAWA
ではまず簡単に栗原泉さんのプロフィールです。
栗原泉(くりはら いずみ)
通訳・音楽ジャーナリスト。モデル・俳優として活躍する栗原類の母。
23歳の時、ロンドンの音楽学校で、類の父となる男性に出会うが、価値観があわず別れた後に妊娠を知る。ひとりで育てると決心し、25歳のとき日本で類を出産。その後、フリーランスで通訳を始める。子育てにふさわしい場所を検討し、類が5歳の時、NYに移住。類が8歳の時、発達障害と診断され、その審査会の場で、自身も発達障害であると知る。類の小学1年での留年や、帰国後中学での不登校、高校受験の失敗など、様々な困難や壁を乗り越え、類が、「ネガティブすぎるイケメン」として注目を浴びたのち、モデル・俳優として活躍する。16年に発売した類の著書「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」(KADOKAWA)は15万部のベストセラーとなった。
類さんはアウトデラックスの出た当時から見てましたよ!
ちなみに、今娘あずきのハマっている「マジマジョピュアーズ!」のムリ太郎役で毎週親しんでおります!
参考 作品紹介魔法×戦士マジマジョピュアーズ!
そんな類さんのお母さんは・・どんな人なんでしょう?
栗原泉さんの本を読んだ感想を一言でいうならば、
努力と行動力がハンパない!!!
アメリカでの生活、類さんの父と別れた後に妊娠、出産、シングルマザー、子供が発達障害。
そして自分も発達障害!?
なんとも大変そうなワードしか含まれていないですよね(;´∀`)もう。。すごいすごすぎる。
ではそんな栗原泉さんの「ブレない子育て」はどんなものなのか?子育てのヒントを覗いていきましょう!
栗原泉流ブレない子育て マイルールとは??
- 周囲の雑音に振り回されない知識を持つ
- 我が子に今何が必要かじっくり観察する
- 頑張らせることの優先順位を決める
- 子どもと一緒に学ぶ、感動を共有する
- 人生への前向きな姿勢、社会常識・マナーを教える
- 子どもの将来を見すえて教育ヴィジョンを持つ
- 親のエゴをはずして、子どもの意思を尊重する
- 子どもとの約束を守る、言行一致する
一見すると通り当たり前のように思えるかもしれません。
ですが自分が実践するとなると難しいんじゃないかな・・
本の中では一つ一つ詳しく書かれていますが、アメリカと日本の教育の違い、価値観の違いを自分の中に取り入れて実行されていると感じました。
しかも、自分の子供(類さんに最善の方法を)自ら考えて行動しています。
周りから非常識な親と思われても、子供にとってそれが最良の選択なら!
と貫いていました!かっこいいです!
ご自身も本を読んで勉強されて、その中からブレない子育てを作りあげたんですね!
泉さんは本の中でも、
粗雑でガサツなおおよそいいお母さんではありません
時には盛大に(息子類さんに)キレていた
とあります。
粗雑でガサツでキレている母はここにもいますが(笑)!
はじめからこのマイルールが出来上がっていたわけではなく、試行錯誤して、そして何より努力をしてここまで来たというのがよくわかりました!
「こんなお母さんかっこいいなー」
「こんなお母さんなら子供も幸せかもしれない」
そんな風に思ってしまいました。
次は私が気になった、アメリカと日本の子育ての違いを少し見ていきたいと思います。
アメリカと日本の価値観の違い
アメリカの教育がすごくて日本がダメだってことではないと思いますが、価値観が全く違うんです!
あなたの常識は非常識状態・・。違う部分が多いなぁ~という印象です。
いい!と思うこは取り入れでいきたいですね。ではさっそく見ていきましょ~(^_^)
保護者会の係が争奪戦になる!
日本とはえらい違いです(笑)

ここでも少しお話しましたが、
「できることならやりたくない」
日本の役員決めのあの空気。全国どこでも変わらないあの空気。
係が争奪戦になるなんて考えられませんよね!
アメリカではリーダーシップを育てる教育で
- 「自発的に役割を引き受ける」
- 「自発的にみんなの役に立ちたい」
と思うように教育をするんですって!
それ自体は見習うことだし、日本にもそんな方はたくさんいます!でも少数派なのは事実。
ママ同士のマウンティングやPTAにも切り込んでいました!
子供を一人の人間として尊重する
- 子供でも丁寧な話し方をする
- 否定形で話さない
- 具体的に指示する
当たり前なんですよ。当たり前のことなんですけどね。
あれしちゃダメ!これしちゃダメ!
ダメ・ダメ多くなってませんか~(笑)?
私も以前ペアレントトレーニングでも同じ内容を学びましたが生活してるとすぐ忘れちゃうんですよね・・。
「そこにあるそれ、取って?」
は英語でそのまま話すと命令に聞こえるそうです。
相手に断る選択肢がないように聞こえる。
全く意識していなかった部分でびっくりしました。
主人のおっとーさんにも子供にも、フツーに言ってます。
「取ってもらえるかしら?取ってくれると嬉しいんだけど?」
アメリカでは一般的な言い方で、押し付けがましくもなく命令形でもないんだそう。
もしかしたら日本だと、相手によっては嫌味っぽく捉えられる表現ですかね?
自分の家庭で当たり前に話しているマナーが子供にとっての当たり前になる。
ごもっとも。家庭でやっていなかったら身につかないですよね。
褒める頻度が高い
- ほんの些細なこともgood!いいね!と褒める。
- 「良い」のレベルが日本人は高い
- 指示に従うのが当たり前と思わない。
よっぽど良いことしないと褒められない。確かに日本て褒めてくれる機会って少ないですよねぇ~!という自分も、相手を褒める事は少ないかも(;´∀`)
どうやったら相手が気持ちよく相手が動けるのか、やる気になるのかを考えている。
これって、子供でも大人でも家庭でも仕事でもどこでも大切なことですよね。大いに反省しなくてはいけないです。
とりあえず、おっとーさんには
「ちょっとー٩(๑`^´๑)۶!洗い物くらいやってよー!!」
というのはやめようと思います。
実際、我が家の発達障害グレーゾーンの息子まめだいふくにも「いいねいいね!」を連発してやる気にさせてきたつもりでしたが、では姉のあずきは?というと・・・
明らかにまめだいふくよりは「いいね!」と褒めることが少ないのです。
なぜなら、当たり前にできてしまうから。
できてるのに褒められることが少ないなんて可愛そうすぎですよね・・なんでも言葉にして伝えないといけませんね。
本の中ではもう少し子育てについてのヒントが書かれていますが、ここまで(*^_^*)!
気になる方はぜひ読んでみてくださいね♪
ではまとめに入りたいと思います。
栗原泉さんの本「ブレない子育て」を読んでまとめ
全体的にボリュームは結構ありました。一日じゃ全然読めなかったです。そしてお涙ちょうだいの本でもありません。
子育てを通して自分はどう生きるか?
子育て中の方はもちろん、発達障害の事を知らない人にも一度は読んでもらいたいなぁと思う本でした。
栗原泉さんはご自身が発達障害とか全く気にしてなさそうでした(笑)
そんな柔軟な考え方と行動力があったからこそ、類さんを伸ばせたのかな。すべて子供である類さんのため。類さんへの愛しか感じない本でしたね。
自分はどういう風に子育てしていきたいか?
自分の子供にとって一番良い選択はなにか??
を考えさせられる本でしたね。
子供をよく見て、考え続け、実行し続けてきたのだと思います。
子供の数だけ子育てがあるように、子供に合った育て方を試行錯誤しながら自分で作っていかないといけないんですね。
そのためにも、母が勉強すること。努力は必要ですね!
それにしても、栗原泉さんのような行動力とブレない強い心は誰にでもできることではありません。
私も二人の子供の可能性を伸ばしていけるように、少しでも近づけるようになりたいものです。
栗原類さんの本も合わせて読むと、それぞれの立場から同じ出来事を見られるので面白いと思いますよ!