こんにちは!転勤族専業主婦2児の母あんころもちです。
子供を賢く育てるためにただいま絶賛奮闘中♪
「カブトムシの幼虫はペットボトルでも飼育できるの!?」
「ペットボトルの大きさは500mlでもいい??」
カブトムシの幼虫の飼育といえば、飼育ケースですることが多いと思います。飼育ケースだけあって扱いやすいしなにより丈夫!
でも飼育ケースじゃなくても飼育できるんです♪
この度息子まめだいふくが熱い思いをぶちまけてきました。
まめだいふく
飼育ケースでも十分観察できているんですけどね。彼の中ではもっとカブトムシとの距離を縮めたいそう。もう土に潜ってみたらいいのに。
そんな息子の要望に答えて、母さん重い腰をあげましたよ。
- 幼虫もらったけど、飼育ケースがもうない
- もっと近くでよく観察したい
そんな時もペットボトルで解決で~す。
それでは、カブトムシの幼虫をペットボトルでも飼育する方法を見ていきましょう。これで子供の知的好奇心がくすぐられること間違いなし!
あんころもち
*カブトムシの幼虫の写真ありです。苦手な方はご注意ください。
カブトムシの幼虫はペットボトルでも飼育できる!?
ずばり!カブトムシの幼虫はペットボトルで飼育できます(*^^*)
広い飼育ケースであればあるほど観察、特にカブトムシの蛹(さなぎ)を見るのはこれまた運次第!どこに蛹ができるか分からないんですよね~。
むしろ飼育ケースよりもペットボトルのほうが観察がしやすいのでは?
- 蛹室(ようしつ)を作ったらすぐ分かる!
- 近くで観察し放題!
あんころもち
これで思う存分眺めていられるというわけです
ただ、個人的には500mlのペットボトルでは小さすぎるかなと思いました。
一度試したのですが、500mlのペットボトルだと、マットをいれるのもなかなか大変。思っていたよりずっと小さいんですよね。
春先のマットをもりもり食べる時期なんかはすぐフンだらけになるし・・マットの減りも頻繁だし、なによりカブトムシの幼虫が動きまくるので、すぐマットの上に飛び出してしまいました。
結果、500mlのペットボトルでは狭い!
と私は判断しました。
ペットボトルでカブトムシの幼虫を飼育するのであれば、1.5~2Lのペットボトルがベストではないでしょうか。
2Lであれば幼虫も自由に行き来できるし、マットの交換もしやすい!
では、カブトムシの幼虫をペットボトルで飼育するために、準備をしていきましょ。
ペットボトル飼育の準備
今回は切ったペットボトルの下部分を熱湯で縮ませ、上をフタとして噛み合わせる方法をしたいと思います。
- 2Lのペットボトルを用意
- ペットボトルの上の部分を切り取る
- 熱湯でペットボトルを縮ませる
- 幼虫マットを入れてコバエシート(必須)を挟みフタをする
以上です。順にみていきましょう。
1ペットボトルを用意
先程もお伝えした通り、500mlのペットボトルでは扱いがイマイチなので1.5~2Lがベスト!
できないこともないのですが私はおすすめしません。いっぱいマットを食べてもらったほうが大きいカブトムシになりますよ♪
あんころもち
2ペットボトルの上の部分をカット
ペットボトルの1/3あたりを切ります。
次に説明する方法じゃなく、この切ったペットボトルにコバエシートをかぶせ輪ゴムでくるりでもなんの問題もありません。
ただ、成虫になって出てくるときシートを突き破って外へ・・!そんな可能性があっては私が無理(笑)
なので今回はフタにこだわりました。
フタ付きじゃなくてもいい場合は4にどうぞ!
3熱湯でペットボトルを縮ませる
熱湯につけるとペットボトルが縮み、切った部分がすっぽり入ってフタになるのです。蒸気を当てるだけでも縮みますから、ヤケドをしないように斜めに傾けながらペットボトルを回すと熱くないですよ!これで室内でも安心♪
じゃーん!と写真を見せたいところですが・・私失敗しました。
フタとして成立しませんでしたよー。やらかしましたよー。
そしてなぜか、娘のあずきも乱入してきてマスキングテープでデコりはじめました。
あずき
ありがとう。でもこれが失敗になるのです。。後ほど見ていきましょう。
4幼虫をいれてペットボトルのフタをかぶせる
ペットボトルにマットを入れて、幼虫を置いていきましょ。
幼虫は勝手に潜ってくれるので潜る様子を楽しみタイム。
観察を楽しむならペットボトル1本につき1匹まで!マットの底の部分は押し固めておく必要があるので、木の棒や手で押し固めましょう。ペットボトルは深さがあるので長めの棒があるとラクですよ
最後にペットボトルにコバエシートをセット。蓋をして終了です。
あんころもち
コバエの恐怖を知りたい?そんなあなたはこちらへどうぞ・・
カブトムシ幼虫マットにコバエ大量発生!!恐怖のマットはどうする!?
先程の熱湯での処理に失敗し、上の部分が噛み合わなくなってしまったペットボトル。
左側のペットボトルはフタとして成立したのですが、右側はもはや置くだけ。かぽかぽ~。
フタの意味はありません。
最終的にガムテープを巻きました。いや、これはこれでOKです。なので失敗してもダイジョウブ。
なんともズボラなペットボトル飼育ですがあとは、暗い場所にカブトムシの幼虫入りペットボトルをおいておくだけ。
わが家ではダンボールの中にペットボトルを入れています♪
では、後にあだとなった娘のデコトラブルとわが家の失敗談をお伝えしますね。
ペットボトルで飼育のトラブル!
もしかしたらわが家だけかもしれない失敗談。「こんなこともあるのね」くらいの参考に・・どうぞ。
トラブルその1
娘の素晴らしい気遣いでペットボトル一周されたマスキングテープ。
かわいいからいいかと放っておいたのです。
翌日見たらこのマスキングテープの部分、幼虫さんはガジガジしてしまいました。
あんころもち
真相はわかりませんが、食べてしまって死んじゃったらかわいそうなので、余計な事はしないほうがいいと悟りました。
トラブルその2
ペットボトルの熱湯処理を失敗して、置くだけになっていたかぽかぽフタ。
ある朝なんとフタがぽろり・・そして傍らにはカブトムシの幼虫もぽろり・・地面に這い出ているではありませんか!
あんころもち
いるはずのないものがそこにいるってびっくりします。
かわいそうに2Lのペットボトルでも簡単に上に登ってきてしまうのですね。そこかから転落したものと思われます。フタをキチンと閉めていなかった私のミス。
春のマット交換のときにペットボトルに移すのが一番ベストなタイミングと思っていましたが、カブトムシの幼虫がマットをもりもり食べている時期はめちゃくちゃ動き回ります。
まだ幼虫が元気に動き回っている時期はペットボトルだと狭いのかも?
蛹の観察目的であれば、そろそろ蛹になりそうな時期(5月後半から6月上旬)のほうがいいのかもしれません。
幼虫が黄色みを帯びてきたらそろそろ蛹になる準備。
もうこれからは動かさないようにしたいので、ペットボトルに移すのは幼虫が黄色っぽくなるまでにしたほうがよさそうですね。
あんころもち
ひとまず無事で良かった!
トラブルというか・・
6月後半から蛹の季節到来!幼虫が真っ茶色になってきました。わくわくどきどき・・!
ですが今回3本用意したペットボトルのうち3本ともまさかの蛹室見れず・・
ペットボトルの底にお尻が見える程度・・。
あんころもち
残念ながら今回の幼虫さんたちは私達の期待には答えてくれず、ペットボトルの奥で蛹になるようです。
かたや飼育ケースをみるとなにやら穴が!
おお!飼育ケースは蛹室が見られる。
ここ数年、なかなかケースの側面に蛹室を作ってくれなかったカブトムシの幼虫が、飼育ケースの一番観察しやすいところにつくってくれました。
ありがとうカブトムシ。これで心置きなく毎日観察できるよ。
あんころもち
ペットボトルは残念でしたが、こんな間近で蛹が見られる事にまめだいふくも感激しております。
では最後にカブトムシの幼虫をペットボトルで飼育する!をおさらいします(*^^*)
まとめ
- カブトムシの幼虫はペットボトルでも飼育できる
- ペットボトルの500MLは小さくて扱いづらい
- ベストは1.5~2L
- フタのかみ合わせに失敗してもガムテープで巻けばダイジョウブ
- ペットボトルの蓋とコバエシートは必須
- ペットボトルでの観察は運だ!
いかがでしたでしょうか。カブトムシの幼虫はペットボトル飼育でもケース同様簡単にできました(*^^*)
残念ながらわが家の幼虫は見られる位置に蛹室は作ってくれませんでしたが、運次第では観察がしやすいです!
蛹室を作って蛹になったらなるべく動かさないようにしたいところ・・今か今かと毎日待ち続けているまめだいふくにはそんな声は届きません。
毎日ペットボトルと飼育ケースを確認しては落胆しています笑
ちょっとでもケースやペットボトルを動かすと、「やめて!」と言わんばかりに蛹が体をくねらせるのです。蛹も動くんですよ!
ケースを動かすのは程々にしましょうね笑
カブトムシが成虫になったらこちらもどうぞ!