こんにちは!転勤族専業主婦2児の母あんころもちです。
発達障害グレーゾーンの息子まめだいふくと絶賛奮闘中♪
ペアレントトレーニングのやり方をシリーズでお伝えしております!
前回は子供の行動に注目!でしたね。
親の関わり方で子供の行動が左右されるなんて驚き(゜o゜;!
まず前回のおさらいはこちらから・・
ペアレントトレーニングのやり方①子供の行動に注目してみる!!
では今回は、子供の行動をより詳しく分け、子供の行動にあった注目の仕方を学んでいきたいと思います。
子供に肯定的な注目を与え続ける事で、好ましい行動を増やして行くことを目指します!
ペアレントトレーニングを子育てに活かせばきっと今より楽になってくるはずですよ。
さっそく、今回のペアレントトレーニングのやり方をみてみましょう~♪
ペアレントトレーニングのやり方②子供の行動を3つに分ける!
前回まで子供の行動を書き留めておくことをおすすめしてきました。
子どもの行動を3つに分けるのは、その行動に合った適切な対応をとるためです!
子供の行動をより詳しく、いいところも悪いところも3つの行動に分けて観察してきましょう!
子供の行動を3つとは・・
- 続けさせたい行動(好ましい行動)
- 減らしたい行動(続けさせたくない行動)
- 許しがたい行動(やめさせたい行動)
それぞれの行動のタイプで対処法が変わってきます。
さっそく子供の行動3つに分けて詳しく見ていきますね。
1・続けさせたい行動
続けさせたい行動とは、現在できていて、増やしたいと思う好ましい行動です。
例えば
- もらった時に「ありがとう」と言う
- 椅子に座って絵本を読む
- 怒ったときに叩かないで言葉で言う
あんころもち
今回はこの続けさせたい好ましい行動に注目していきます!後ほど詳しく説明していきますよ。
2・減らしたい行動
減らしたい行動とは、危険ではないがやらせたくない、好ましくない行動です。
例えば
- かんしゃくをおこす
- スーパーで「お菓子を買って」とねだる、さわぐ
- できないとすぐ泣く
あんころもち
できればこんな行動をしてほしくないけど、するのが子供!
3・許しがたい行動
許しがたい行動とは、自他を傷つける行動。危険な行動。
例えば
- 道路に飛び出す
- つばを吐く
- 人に向かってものを投げる
- 叩く、蹴飛ばす
あんころもち
ぜひあなたも書き出してみてくださいね!
その後のペアレントトレーニングの内容にも関わってくるので、しっかり記録しておくことをおすすめします。
私は普段悪いところばかり目についていたので、続けさせたい行動(好ましい行動)は何をしているか全く思い出せないほど!
そんな時は当たり前だけど出来ている行動に注目して書き出してみてください。
私がペアレントトレーニングに通っている時は宿題としてこのワークが出て、しかも次週には発表!
こんなプレッシャーもあったお陰でなんとか書いたのがこちら・・字が汚いのは目をつぶってやってください(^o^;。。
そして記録は具体的にするとよりいいそうですよ!
- 友達と仲良く遊ばない【✖】
具体的に→友達が遊んでいたおもちゃを取る【◯】
- わがまま【✖】
など性格ではなく→お菓子をねだる【◯】
「~しない」という表現を使わず、「~する」という風に置き換える。
こうやって3つに分けてみると、やっぱまめだいふくヒドイ(笑)!
できるかぎり続けさせたい行動、好ましい行動、を増やしていきたくなりますよね!
そんな行動を増やすためにどんなことをすればいいのか次をみていきましょう。
続けさせたい行動をもっと増やすためには!?
褒める事!!肯定的な注目が必要不可欠です!
あんころもち
「褒めたいけど褒めるとこナイから困ってるのにー!!!!」
ってあなた!そのお気持ち痛いほどわかります。
私も息子のまめだいふくは褒めるところを見つけることのほうが困難です(-.-;)
ですがちゃんとあるんです褒めるところ!!
この場合の褒めるとは・・なんでもかんでも褒めまくっておだてるとはちょっと違って、適切な行動に肯定的な注目を与える事。
つまり、
- いつもできていることでも気づいた時に伝える!
- どんな小さなことでも伝える!
たとえば
- 挨拶ができた!
- 課題に取り組み始めた!または始めようとしている!
- やっている最中
- できた時・終わった時
ついつい課題が全部終わった時に褒めてしまいがち!
結果ではなくそのプロセス・取り組んだ気持ちを認める・褒める事が大事なんです!
そして繰り返し言い続ける・伝えづづける事で、
- いい行動が増える→動機づけになる
- 子供が認められてると感じる→自己肯定感アップ
- 他のことでも協力的になる→責任感が出て自発的な働きがけが出てくる。
そういえば・・できて当たり前と思っていたかも
私はできないことに注目しすぎて、できている事には目もくれていなかったんですね。。大反省!
ポイントはパーフェクトを目指さず、25%くらいで褒める!!
25%ってめちゃくちゃハードル低いですよね!
あんころもち
しかも出来ないことを見ているより、出来ていることを見るほうが遥かに精神安定です。
こんな小さなステップからですが、子供の行動が変わって行くなら続けなきゃ損かも!
では、最後にここまでのペアレントトレーニングの内容をまとめていきたいと思います。
まとめ
- 子供の行動を3つに分けてみよう!
- 増やしたいと思う好ましい行動・減らしたい行動・許しがたい行動の3つ
- 子供をよく観察&記録することで、続けさせたい・好ましい行動に親が注目できる
- 子供に与える注目は褒める事・認める事
- 褒める・認めるは気づいたことを伝えるだけ!
- 25%くらいで褒める!
- 結果ではなくプロセス!
今回のペアレントトレーニングのやり方は、子供の行動を3つに分けて、子供に肯定的な注目を与え続ける事で好ましい行動を増やす事を目標にしていきました!
意外と記録していると
「あれ、こんなにいいことしてるのに全然見てなかったわー!」
「それってこんなに怒ることでもなかったかも・・?」なんてことも見えてくるんですね。
まめだいふくの場合、人に危害を加える事が多かったのでどうしても許しがたい行動に目が行きますが、良い行動もなかなかあったんですねー。
全然見えてなかった!
しかも、減らしたい行動と許しがたい行動に分けることによって、ココまではOKだけど、ココから先はNG!とこちらもはっきり線引ができます。
許しがたい行動じゃない限りは寛容になってきているのかなぁと思います。
褒めることを探そうと意識するだけで、子供の行動そのものが許せるというか、何でもかんでも怒るという風にはならなくなっている気がします。
褒めることが見つからないときでも認めればいいんだ!って思えると随分楽になるんじゃないでしょうか。
ゆっくり一歩づつですが続ける事が大事だと思います。
わたしもまだまだ、些細なことで怒るし時には大爆発するときもあります^^;
でも気を取り直して、どんなことでも!小さいことでも!また繰り返し伝えています。
継続は力なり!!
たとえひとつでも少しづづでも、お子さんのいいところいっぱいみつけて伸ばしていきましょう♪
次回はペアレントトレーニング的褒め方のコツをお伝えしたいと思います!
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