こんにちは!転勤族専業主婦2児の母あんころもちです。
子供の生きるチカラを育てるためにただいま絶賛奮闘中♪
「発達障害グレーゾーンてなに!?」
「発達障害じゃないってこと?」
5歳の息子まめだいふくを「発達障害かもしれない」と疑っていましたが「発達障害」と診断されませんでした。
そんな風に息子を発達障害と疑い続けていた私ですが、こども発達センターに通う事になり「発達障害グレーゾーン」という言葉をもらいました。
普通じゃないと思ってたけど普通なの?発達障害じゃないの?
じゃあ、なんでこんなに育てにくいんだろう・・
発達障害グレーゾーンという言葉を知り、そのあいまいさにもやもやしていましたが、子供とのかかわりを勉強するうちにありのままの息子を受け入れる事ができるようになってきました。
今回は発達障害グレーゾーンの子供、息子のまめだいふくと私の変化をお伝えしようと思います。
あんころもち
では早速みていきましょう!
発達障害グレーゾーンの子供とは??
まずは発達障害の特性をざっくりですが見てください。
- 自閉症スペクトラム(自閉症・アスペルガー症候群)
- 注意欠陥・多動性障害
- 学習障害
の特性があります。
1~3の特性は重なり合うこともあり、一人ひとりその特性が違います。
発達障害グレーゾーンの子供とは
上記の特性を持つが発達障害と診断されなかった子供です。
発達に気がかりがある子供とされていますが、その気がかりの幅は一人ひとり全く違うためとっても難しのです。
判断が難しい理由として
- 幼児期だと成長の途中である。
- 発達障害のチェック項目があてはまるからといって診断されるとは限らない。
- あくまで特性や傾向が強いという事で、白でも黒でもなくグレー。
- 白に近いグレーの子もいれば、黒に近いグレーの子もいる
- 全部ひっくるめて発達障害グレーゾーン
このため、知的、身体的遅れがないまめだいふくのような子供は、どんなに日常生活に支障をきたしていても
〔診断がつけられない・発達障害グレーゾーン〕となってしまうのです。
もやもやしませんか~(笑)
まめだいふくは4歳の年少で診察を受けましたが、この年齡では判断が難しいと言われました。
1~3歳の乳幼児健診でも一切引っかかりませんでした。
詳しくはこちらもどうぞ・・まめだいふくの歴史を振り返っています。
では、発達障害グレーゾーンは何が大変なのでしょうか?次でみてみましょう。
見た目にには現れないが生活が困難
現在5歳のまめだいふくの特徴はと言うと・・
- 順番・ゲームなどのルールが守れない
- 衝動的に行動する
- ほんのちょっとしたことでパニックになり癇癪を起こす
- 危険な行動や高いところを好む
- 人に危害を加えるので友達と遊べない
- 強いこだわりを発揮するetc..
あんころもち
わが家が日常生活で支障をきたしている部分です。
そのうえ、やんちゃで気が強く物事をストレートに言います。
あんころもち
発達障害と診断されていない以上、親の育て方が悪い子と見えます。
仕方がないんでしょうけど・・親としてはは結構つらいです~(TдT)
では、発達障害グレーゾーンの子供は普通の子と一体何が違うのか見ていきましょう。
普通の子供とグレーゾーンの子供は何が違うの!!
騒がしくて、落ち着き無くて、人の話聞かなくて、自分がいちばんで、ダメってことばかりする。
これ子供の特性ですよね(笑)特に男の子!
私は子供って本来こういうものなんじゃないかなーって思うんですけど。。
上の娘あずきも聞き分けがいいだけで同じような事やってます(;´Д`)
ただ、こういう子供ならではの特性が、より強く出ているのが発達障害や発達障害グレーゾーンの子供達ではないかと思います。
「育てにくい」「大変だ」と言われているのはそのせいではないでしょうか。
かといって同じ発達障害グレーゾーンの子でも、おっとりとした一見手のかからない子供もいます。
こだわりの強さや他者とのコミュ二ケーションを好まない子もいます。
うちからしたらなんて羨ましい!
と何度となく思ったものです。
それはそれで親の悩みは違って心配でしょうけどね。それこそが、特性の違いで個性の違いなんですよね!
まめだいふくの場合は、気持ちの切り替えが上手くいきません。
ほんのちょっとしたこと、ほんの、ほんのちょこーーーーっとしたことでパニックになって癇癪を起こします。
衝動的に行動するので、口より先に体が動いたり、強いこだわりを発揮したり、言っても言っても判ってもらえないという面倒臭さがあります。
こちらの思うようには何ひとついかないので育てにくいーー( ;∀;)!!
何度となく買い物ができずにスーパーを後にしたことか。
どうにもならなくて一日が終わり部屋がめちゃくちゃ・・泣きたいのはこっちだよ・・
発達障害グレーゾーンの子供は、どんな子供でも持ち合わせているものが強くでているかどうか。
10分で気持ちの整理がつけられる所を、1時間かかってしまうのがまめだいふくなのです。
かといってこの発達障害の特性を無視した対応をとっていたり、叱責ばかり、こんなものだからと放っておいたりしていたら、後々子供がもっと困る事になるかもしれません。
二次障害=不登校、引きこもり、非行、就労困難などに発展する恐れもあるそうです!
これは避けたいですよね。。わが子にベストな対応を見つけるためにもちょっとでも気がかりのある子や、もしあなたが今何をどうしていいのか分からず悩んでいるのであれば相談しに行くのが一番いいと思います
では気になる診断についてわが子の場合をみていきましょ。
診断名はお医者さん次第!
医者
が当時4歳のまめだいふくの診察結果でした。
あんころもち
まめだいふくにとって良い環境を作って行けるのならば、診断も受け入れようと結構覚悟のうえで行った診察・・。
医者
あんころもち
この時4歳年少で、知的、身体的遅れがないので診断が難しいとのことでした。
生活での困難さがより顕著に出てくるのは小学生以降なので今はまだはっきりと言えないと。
100%疑っていた発達障害でしたが、診断がつかないとなると・・
「障害のせいじゃないの?じゃあなんなの?やっぱり私の育て方!?どーしたらいいの??」
となりました。
はっきりと「障害はないです」って言われないし、「発達障害です」て言われてもいないのになんかショックでした。
すべてはお医者さん次第なの!?
ともやもやしか残りませんでした。
どこの病院に行くか、どの先生に当たるかでまるっきり変わってしまうかもしれません。
ですから、知的、発達の遅れがない幼児期は、診断されても違う可能性もあると思います。
発達テストも結局点数ですし。。また、見逃されてしまう場合もあるかもしれません。
では発達障害グレーゾーンとも診断されない子供を持った時どうしたらいいのか考えて見たいと思います。
一番困っているのは誰か?
ここで言われたお医者さんの一言、
医者
こう伝えられたとき、ガツーンと殴られたような感覚を今でも覚えています。
完全に「まめだいふくがおかしい!」って決めつけていて、彼も困っているなんて思ってもみなかった!!
なんでこんなに困らせることばっかりするの!?
と苦しめられてばかりと思っていたけど・・そうかまめだいふくも苦しかったのか。
それをうまく伝えられなかっただけだったんです!
結局、親の私が白か黒かで判断していて、まめだいふくの事を何も分かっていませんでした!!
この時、自分からお願いすれば診断名がつけられたかもしれません。
未だに、診断が下った方が良かったのか、下らなくて良かったのかは分かりません。。
でも当時の私はまめだいふくが苦しんでいる事に気づかないくらい余裕がなかったんです。
その癇癪や困った行動は本人もどうすることもできず困っているのかも!?
SOSのサインを出しているのかもしれないですよ!
では、発達障害やグレーゾーンの子を持つ親ができることをはなにか?みていきます。
発達障害グレーゾーンの子を持つ親ができること
発達障害を正しく理解しその特性を理解しつつ、子供をサポートしてあげる。
これが全てなんですけどね。
分かっていますが、生活していてこれが全部できるかっていったら私はまだできていません(-.-;)!!
発達障害やグレーゾーンの子供には、通常より少し丁寧に、その子に関わってあげるだけで随分違ってきます。
はっきり言ってめんどくさい!!
毎回毎回手を止めて、話を聞いて、関わって。
でもそれをしたほうが怒鳴って怒って叱るより遥かに効率がいい。
癇癪が起きても、少し丁寧な関わりをするだけで気持ちの切り替え時間が短い!!気がします。
私も人間です。怒鳴ったり、話を聞いてあげられなくて手遅れ。なんてことも。
そんな時はその子を認めてひたすら待つ。受け入れるしかないのです。
修行ですよ(;´Д`)
これがすんなりできたらいいんでしょうけど、なかなか難しいんです~(TдT)
これって発達障害の子供だけでなく、どんな子供にも必要な事なんですけどね。
それでは、発達障害グレーゾーンの子供のおさらいをしていきましょう。
発達障害グレーゾーンの子供とは!?おさらい
- 発達障害と診断されないが特性が強く出ている
- グレーゾーン=発達障害ではないとも言い切れない
- 診断はお医者さん次第
- 困った行動をするのは本人も困っている
- 子供の特性を親が理解して、サポートする
- 親が少し丁寧に関わってあげる
- 子供を認める。受け入れる。
発達障害ということ自体、原因がはっきりしているわけではないので、発達障害グレーゾーンになってくるとさらにカオス状態(笑)!
診断されない幼児期は、発達障害でもないし、かと言って障害がないとも言い切れないのが現実です。
本当にはっきりしないのでもやもやするとしかいいようがないです!
グレーの色が嫌いになりそう!!
今ではパステルゾーンや虹色なんて呼び方にしようという動きもあるそうですよ。素敵ですね(*^^*)!
やっぱり明るいことをイメージするほうが気分が違います。
発達障害の特性は成長したら治るのかは分からないです。
ですが、適切な対応をとっていくことで、少しずつ特性が目立たなくなってきている気がしています。
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それが本人の成長なのか、本当に障害がなかったのか、はたまた障害なのかは分かりません。
成長途中の幼児期は、親の思い通りにならない事が多いですが、まずは子どもの成長を焦らず見守っていってほしいと思います。
適切なサポートをしてあげるためにも、親が勉強していかないといけませんね!
そしてもしも今アナタが困っていることがあるのであれば相談しに行きましょう!親子共にヒントが得られるかもしれないですよ!
まずは子供を認めて、受け入れて、待ってみましょう♪
あんころもち
最後までお付き合いありがとうございました。