こんにちは!転勤族妻専業主婦2児の母あんころもちです。
発達障害グレーゾーンの息子とただいま絶賛奮闘中♪
ペアレントトレーニングのやり方をシリーズでお伝えしています。
前回は褒める事を増やすためにスペシャルタイムの導入ご紹介しました。
さて、今回のペアレントトレーニングはいよいよ本題、一番のお悩みポイント!
子供がやってほしくない行動や、ちょっと困った行動をした時どうするか問題!!
- スーパーでしつこく駄々をこねたり
- きょうだいを叩いたり
- 大きい声で騒いだり。
やめてといってもなかなかやめない!
「ちょっとそれ!!わざとやってるでしょ!?」
そんな子供の困った行動が出た時は《無視》こちらが効果的なんです!
「えぇっ!?無視ってどーゆこと!?」
では早速みていきましょう。
ペアレントトレーニングの無視をするとは!?
困った行動がでたら「無視」が効果的!
「えっ!?無視・・?なんかそれって冷たくない??」
あんころもち
「無視」をするとは
ペアレントトレーニング的無視とは・・
好ましくない「行動」に対する否定的な注目を取り去り、好ましい行動を待つことです。子どもの存在そのものを「無視」するのではなく子どもの「行動」を無視するのです。
「褒める・認める」事をセットで行うことでより効果的になる。
褒める・認めるをセットでということは前回、前々回の内容がここでようやくいきてきますね!
好ましくない行動・減らしたいと思う行動には《注目しない・無視する》
見てみぬふりをしながら、ほめるタイミングを待つということなんですね。
見て見ぬふりがポイントです!
ついつい子供の減らしたい行動(泣きわめいたり、物を投げたり)が出た時にすぐ注意しにかけ寄ったり、怒ってしまう事がありますよね。
怒ることで、子どもは好ましくない行動を取れば親を呼べると思ってしまうのです!
あんころもち
まんまと彼の思うツボで動いてしまっていた私です。
ではペアレントトレーニングの無視をする流れをみていきましょう。
- 減らしたい行動がでた!
- ペアトレ的「無視」をする
- 待つ
- 好ましい行動がでたら褒める!!
困った行動が出たときはこの流れを意識して子供を待ってみましょう。では次は無視を正しく行うためにコツを見ていきましょう!
無視の仕方にもコツがある!!
ペアレントトレーニング的無視を正しく行うためにポイントをおさえておきましょう!
- タイミングは好ましくない行動が始まったらすぐに無視!
- 子どもと視線を合わせない。体の向きを変える
- 子どもの行動に注目していない・興味がない事を表面上示す
- 表情は普通で無関心な顔。イライラした表情をみせない
- 何も言わす、素振りもみせない、ため息もつかない
- 感情も一切表面上には出さない。何か他のことをして感情をコントロール(雑誌を見る・仕事を続ける・鼻歌を歌う・・・)
- 無視しているときはほったらかすのではなく、少し距離を置いても目を離さないようにする(キッチンとロビングぐらいがいいかと思います)
あれこれ書きましたがポイントは無関心です!!
上手に無視をしていくには一貫した無関心を装わなくてはなりません!
あんころもち
無視することに重点を置きすぎず、褒めるもセット!!が重要なのですが、
何が難しいかって、自分の感情をコントロールすることです!
今めちゃくちゃイライラしてるのに、ちょっとでも好ましい行動がでたらすかさず褒めるんですよ!?
あんころもち
そうならないためにも、書き出すことと、事前のシュミレーションが大事になってくるんですね!
- どの行動を無視するのか
- どんな行動をしてほしいと思うのか
考えておくと冷静に対応できような気がします。
ではペアレントトレーニング的無視を行う場合、効果的な場合とそうでない場合があります。
よくその見極めが重要なので、次を見ていきましょう。
無視が効果的な場合とそうでない場合
ペアレントトレーニングの「無視」が最も効果的な時は、子どもが大人の注意を引きたいがために、やってはいけないとわかっていながらやっている行動です!
あんころもち
無視が効果的な場合
- 買えない物をしつこくねだる
- 叱れば叱るほど、暴言をはく・・etc
スーパーや出先では、親が必ずやめさせるのを分かってやっている気がします(-_-;)
家以外では難しい場合もありました。
では逆にどんな時はだめなのか?3つのパターンを見ていきます。
こんな時は注意!!
パターン1
- 着替えに取り掛かるのに15分かかる
- いつまでもTVを見続ける
次回にお伝えしたい効果的な指示の出し方が必要になってくるパターン。
この状況の場合は無視したところでそのまま時が流れていくだけです。
あんころもち
パターン2
- 「ちゃんとやって!」や「整理して!」と言われても取り掛かれず、「どうするの?」と質問を繰り返す
この場合は「ちゃんとしろ」と言われても抽象的すぎて子どもが分かっていないパターン。
年齢や性格、特性にもよりますが、何をしたらいいのか本当に分からないということがあります。
- 「この箱におもちゃをいれようね」
- 「カバンをかけようね」
などやるべきことの具体的指示が必要になります。
パターン3
- こだわり行動・神経性習癖が出た時
爪噛み・こだわりがででいる場合は無視をしないように慎重に見たほうがいいかもしれません。
一概に言えませんが、なぜそうするのか考えてみたり環境の調整をしてみる。もしかしら、園でなにかあったのかもしれない。どこが嫌だったのかな?など一度振り返って行動の背景を考えていくことが大切です!
子供によって特性や行動パターンが違うのですが、明らかに「わざとだな」とか「わかってるな」と思う場合は無視は効果的でした。
子供の事をよく見てあなたが判断していきましょう(*^^*)
では、ペアレントトレーニングの無視!!ココまでのおさらいをしたいと思います。
おさらい!
- 好ましくない行動を減らすには無視+褒めるの合せ技!
- ペアレントトレーニング的「無視」は見てみぬふり!
- とにかく待つ。ひたすら待つ。一貫して取り合わない。
- 無視する事に重点を置かず褒めることを意識しよう!
- 無視が効果的かは親の判断が必要。子供をよくみよう!
- そして今回もシュミレーションをしておこう!
今回のペアレントトレーニングのやり方は、困った行動には「無視」がポイントでしたね!
いかがでしたでしょうか?
無視をするのも褒めると同様に、できるようで結構難しかったです。
まめだいふくがが年少の頃(4歳)は一時的にかんしゃくを起こし暴れて本当に危険な時がありました。
そこは流石に無視というわけにはいきませんでした。
本人も本当にどうしたら良いか分からず、苦しかったんだと思います。
年齢が上がってきてある程度判断がつくようになると無視は効果的でしたが、逆に年齢が上がれば上がるほど注意を引きたいがためにわざとする事が増えてきました。
ですが本人もやってはいけないとわかってやっているし(多分)、そこまで無茶な暴れ方はしなくなってきているように感じています。
子供にとっても、少しは楽に(上手に)気持ちをぶつけることができるようになっているのかもしれないですね!
お子さんの発達状況や年齢が違うので全てがうまくいくとは限りませんが、ペアレントトレーニングは親の対応一つで子どもと親が楽になっていける近道だと思います!
続けてみてくださいね☆
次回は『上手に無視をするための実践法』をお伝えしたいと思います。
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