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ペアレントトレーニングのやり方⑨限界を伝えよう

こんにちは!転勤族専業主婦2児の母あんころもちです。

子供を賢く育てるためにただいま絶賛奮闘中♪

 

ペアレントトレーニングのやり方シリーズも、長丁場になってきました。

お付き合いくださってありがとうございます。

 

ここまでペアレントトレーニングの内容を踏まえた上で、いよいよ最終段階に参りたいと思います。

こちらのまとめページでは今までのペアレント・トレーニングを振り返ることができますので良かったらどうぞ!

ペアレントトレーニングのまとめ&すすめ!

前回のペアレントトレーニングのおさらいはこちらです。

ペアレントトレーニング⑧上級テク!ブロークンレコードテクニックとは⁉

ペアレントトレーニングのやり方を実践しても、毎日上手くいくとは限りません。

特に危険な行動どうしても許せないと感じる行動、それでもやめない場合ありませんか?

 

「今までのペアレントトレーニングのやり方だけでは、もうお手上げ!!」

わかります~!

息子のまめだいふくはそれでも止めない場合が多かったので本当に苦労しました・・。

今までのペアレントトレーニングだけでは対応しきれない!!そんな時は、最終手段の「制限を設ける」があるので使ってみましょう!

危険な行動・許しがたい行動には制限を設ける

以前までのペアレントトレーニングのやり方を実践したけど、、もう何をしても我が子はいっこうに言うことを聞かない。

本日お伝えする内容は、今までの対応の仕方を変えてみてたけどそれでもダメな時の最終手段になります。

いきなりこの手段を使わないようにしていただきたいと思います。

 

危険な行動・許しがたい行動には制限を設ける=限界を伝えることです。

できる限りこれまでのペアレントトレーニングのやり方を使い、制限を設ける方法を使う時は冷静になってよく考えてから使ってみましょう!

制限を設けるとは??

制限を設ける
  • どんなに指示をしても危険な行動を繰り返す時
  • 自分の行動をコントロールできなくなって、物や人を傷つけてしまう可能性のある時
  • 人につばを吐くなど、あなたががどうしても許感しがたい行動を目の当たりにした時

こういった時に限界を伝えるという方法で対処する事が出来ます

 

制限を設けることによって、子供にしてはいけない限界を明確に伝え、

子供が自らの行動をコントロールするチャンスを与える事ができるんです!

へ~!!

チャンスを与える事になるなんて思ってもみませんでした(゜o゜;ピンチはチャンスですね!!

じゃあ具体的に、制限を設けるにはどんな方法があるのでしょうか。

  • 警告
  • ペナルティ
  • タイムアウト

 

豪華3点セット!を見ていきたいと思います。

 

警告ペナルティという言葉だけで、子どもにヒドいこををするわけではありませんので、ご安心下さいね!

サッカー用語の感覚でつかっていきます。

ペアレントトレーニングの警告とは??

ペアレントトレーニングのやり方で、効果的に指示を出すコツでも少し触れていた警告

サッカーの試合で使用するするイエローカードだと思ってください。

イエローカード (yellow card) とは一部のスポーツにおいて非紳士的行為等を行った選手に対して審判が警告を宣するときに提示する黄色のカードのことである

主にサッカーで見られるが、他のスポーツでも同様に「警告」の意味付けで用いられることがある。また「イエローカード」という語自体が一般化して「次に同じ事を行えば何らかの措置をとる」というニュアンスを持って使われることも多い。

ペアレントトレーニングでも同様『警告』の意味で使います。

  • 子供がある行動を始めたり、やめたりしない時に「今度◯◯したら、・・だよ」など、行動の後に当然与えられる結果(ペナルティ)を宣言する最終通告。
  • 「警告」と「脅し」とは違い、最後に出す指示であり、それに従えるチャンスを与えるもの。

具体的にどういうことかと言うと、プレゼントなど、はじめからあげるつもりもないのに「あげないよ」というのは脅しになります。

 

脅しでは恐怖心で子どもを動かす事になり、やってはいけない事だからやめるという、本当の理解ができないままになってしまいます!

下手な脅しではそのうち効かなくなるどころか、親のことを信用しなくなってしまうのです!!

 

小さい頃は「オニ」や「おばけ」が通用しても小学生じゃ通用しないですよね(;´Д`)

あんころもち

大人のちっちゃい嘘は見抜かれちゃう!

では、具体的にどんな方法で警告をだすのかみていきましょう

警告の出し方のコツ

  1. やめてほしいしい行動、従うべき行動を明確に伝える!指示を出す時と同じように子供が取るべき行動を具体的に伝える
  2. 従わなかった時のペナルティを具体的に伝える!曖昧な言い回しは子供には伝わりません!きっぱりと!
  3. 警告は一回だけ!ラストチャンスと考えて、繰り返す必要はなし!イエローカードは1回だけ!
  4. 子供が指示に従える最後のチャンス。従ったら褒める!指示に従える事を目指すので、イライラせずに見守る!

《警告》は脅しや禁止ではなく、

「どうしてもやりたければ、どうぞ」・「まだ続けるのならどうぞ」という程度で望みましょう!!

例えば・・
《CCQで指示を出しても、人に向かって積み木を投げ続ける行為に警告を出すとき》

「もし、積み木を投げ続けたら、積み木を片付けて20分間しまっておきます。」

→少しの間、おあずけだよ。という意味で使います。

 

「もう積み木で一生あそばせないよ」「積み木を捨てるよ」「オニやおばけがでてくるよ」

→本当にその行動をするつもりがないのであれば、ただの脅しになります。

 

✖「おやつ抜き!」や「お小遣いなし!」

→のような全ての楽しみを奪うような警告はNG!!怒りのみを残す結果に。。

 

何度も子供に警告してもいつまでも親が実行しないのであれば(そもそも実行出来ない内容)であれば、大人の言葉はどんどん軽いものになってしまいます。

「おもちゃ捨てるよ!!」って言って

そのおもちゃ本当に捨てられますか?それ高かったですよね笑?

 

実行出来ないのなら大人も言わない!!そのためにも普段から言葉の内容には気をつけたいですね。

 

注意

もちろん、本当に危険な時や危ない時は悠長に警告をしている場合ではありません。すぐにやめさせる場合もあります。

なので子供の様子をみながら進めてくださいね!

次に見ていくのはペナルティーです。

ペアレントトレーニングのペナルティとは??

ペナルティとは

英単語「penalty」に由来する言葉で「罰」「罰金」「刑罰」「罰の」などの意味で使われる。

とありますが、ペアレントトレーニングでのペナルティは、自分の行動への責任という意味で使います。

ポイント!

  • 決して、叩いたり罵声を浴びせたり、体罰の事ではなく、本人が選択した結果として責任を負わせる事です『出された指示ができなかった・・だからこうなったのは自分の責任だ』ということを、子どもが自ら理解することを目指していきます。

では、具体的にどんな風にペナルティを与えていくのかみていきましょう。

ペナルティの与え方

①ペナルティは即座に・躊躇せず・徹底してやり通す 

やり通せるものでないとペナルティとしては適切ではありません!有言実行あるのみ!

 

②どんなペナルティが適切?

  • 子供に取って意味があり、大切なこと。
  • 親がコントロールでき、心おきなく取り上げる事のできるもの。
  • 短期間のペナルティ(日をまたいだりしない)
  • 指示に従わなかった行動と結びついている事が望ましい。
  • 体罰は避ける(体で何かをするのはペナルティではない)
  • 寝る時間を20分早める10分間TVを消す
  • など時間で区切りをつけるととりくみやすい。
  • おやつ半分だけ絵本を読むのを1冊だけにするなど、全部をなしにしない

 

③ペナルティ後の対応

  1. ペナルティが終わったら水に流す。
  2. その後のお説教やなぐさめは一切不要!

子どもはペナルティというかたちで自分の選択、行動に責任を取ったのでこの一連の行動はもう完結しています。

終わったら、「ペナルティは終わり!ボール返すね」など、サラッと。「なんでできなかったの?」なーんて理由を聞いたりはしなくてよし!

 

ペナルティ後にすぐまた同じことを繰り返してしまった場合

即座にもう一度ペナルティを与える。警告を与える必要はなし。

ここで意識していただきたいのが、子ども自身に《行動に結果を伴わせる》ということをわかってもらうことです。

後味の悪さや、気まずさ味あわせる体験させる事が重要になってきますので、親の方も徹底した態度が必要になってきます

途中でブレてはいけませんよ!

 

では警告とペナルティをつかった実践をしてみましょう!!

ペナルティ実践!!

例として、妹と積み木遊びしているうちに、喧嘩になり、積み木を投げ始めた時》

1.二人で仲良く積み木遊びをしている  「積み木を順番に使えてえらいね」 

褒める

2.喧嘩して積み木を投げ始める 「積み木を投げるのを止めなさい」 

CCQで繰り返す

3.それでも指示に従わず、投げ続ける 「投げるのをやめないなら10分間積み木はあずかります」 

警告を出す

4.警告に従わず、積み木を投げ続ける  「10分間積み木はあずかります」10分間取り上げる
ペナルティを与える→終わったら水に流す

この1~3の間で指示に従う事ができたら、もちろん褒めてください!

注意

ペナルティは「それ以上してはいけないよ」と伝える事が目的で、子どもを混乱させたり、不安を与えるものではないということです。

なので、楽しみにしていることや、お気に入りのもの、やっとのおもいでてにいれた物を取り上げない。《クリスマスプレゼントはなし》などはNG!

 

楽しみにしているものを取り上げるという方法は親の方もかわいそうになって実行するのが難しくなってしまうのです。

クリスマスプレゼントなし!本当にできますか(笑)??

 

短期間のペナルティはすぐにもう一度やり直すチャンスを与え、セルフコントロールを教えるのに役立ちます!!

長期ペナルティはなんの責任をとっているのか、親も子供も曖昧になってしまいペナルティの意味がなくなってしまうのです。

なのでペナルティを行うのであれば、その日、その場限りが鉄則です!

では続いて最後のタイムアウトの登場です。詳しくしみていきましょう。

ペアレントトレーニングのタイムアウトとは??

サッカーで言うレッドカードですね。退場です!

ペナルティの一種で、子どもの楽しい事や一切の刺激を一時的に取り去る(楽しいことに参加できない)とういう方法です。

タイムアウトは5~6歳の子どもに対して暴力を加えることなく強制退場を促す方法として、アメリカの家庭で一般的に使われているようです。

 

よくアメリカのホームドラマで、子供が叱られて「他の部屋に行きなさい」なんてシーン見たことありませんか?

そして素直に従う子供。

これはもう自分でも判っていて部屋に行くという行動しているので、タイムアウトのとてもいい例です!

 

ではアメリカンホームドラマのようなタイムアウトの進め方をみていきましょう!

タイムアウトのやりかた

 家庭の中でタイムアウトの場所を選ぶ

目が届き、家族が集まる場所、暗くなく、閉じ込めなくて、危険な物や楽しい物、子供の興味を引くもの、壊れるようなものがない場所。

日本の住宅事情ではちょっと・・少なくとも賃貸の我が家では場所も限られて来ますね(-_-;)

 

 タイムアウトの時間を決める

子供の年齢1歳につき1分が目安。最初は短めに設定して、親子でクールダウンを図る!5歳なら5分。キッチンタイマーや携帯でアラームセットで測っておく。

 

 気持ちが落ち着いている時に本人、家族にタイムアウトを紹介し、練習させておく

タイムアウトのときは、話しかけたりしないよ!と言っておいたり、家族で話しながらルールを決めてみてもいいですよね。自分も話し合いに参加をしていると受け入れやすい気がします。事前に知らないと子供も不安になって従わないと思います。

許しがたい行動が始まったら、タイムアウトの警告をする

「次に同じことをしたら、タイムアウトだよ!」を落ち着いて警告する。

 子供がタイムアウトを拒否する時は無視。

もしくはブロークンレコードテクニックを使う。それでも拒否する場合は、より重いペナルティを伝えて選択させる。

「今すぐ5分のタイムアウトか、お父さんが帰ってから10分のタイムアウトか、どっちにする?」と子供に決めさせる。

 タイムアウトの後はお説教はしない

「タイムアウトは終わり」といういうだけで済ませる。ここで親の方ももう引っ張らない!

 

当時4歳のまめだいふくではまだ難しかったので実践できずにいる方法です。

やはり子供の年齢も考えて、6歳以上の子供であれば効果的なんじゃないかと思っています。

 

4歳くらいだと、まだ何をしているのかもよくわからなくてヘラヘラしているか、ぎゃーぎゃー泣きわめくかのどちらかですね。

小学生以降であれば十分使っていける手段ではないでしょうか!

では、長くなってしまいましたが、ここまでペアレントトレーニングのやり方、《制限を設けて限界を伝える》をまとめていきたいと思います。

ペアレントトレーニングのやり方!限界を伝えるまとめ!

  • 危険な行動、許せない行動を繰り返す場合、警告ペナルティタイムアウトを使って限界を伝える。
  • 警告(イエローカード)は子供に、指示に従うラストチャンスを与える
  • 「今度◯◯したら・・だよ」と従わなかった時のペナルティを明確にして警告を出す。
  • 警告と脅しの違いを親が理解し発言する
  • ペナルティは自分の行動の責任だと言うことを体験させる。
  • ペナルティは徹底してやり通す。
  • 指示にしたがえたら、褒める!
  • タイムアウトは楽しい事に参加出来ないという事を体験させる。1年齢1分。
  • タイムアウトで親子のクールダウンを図る。
  • ペナルティ、タイムアウトの後は水に流す!

いかがでしたでしょうか。今回のペアレントトレーニングのやり方は内容も盛りだくさんでしたね!

わが家のまめだいふくが4歳の頃には警告したところで聞いていないか、警告どころではないのどちらかでした(-.-;)

 

なので5歳になってようやくできるかな。というような感じです。未だにタイムアウトは使えていません。

 

今回のペアレントトレーニングのやり方で一番感じたのが、《親の言動》です。

何気なく使ってしまっている脅しでの指示警告。結構使っている人多いんじゃないでしょうか(^o^;

《鬼から電話》なんて一時話題になったりしてましたよね。幼稚園生でももう通用しないんじゃないかなー。

 

わが家も「片付けないならおもちゃ捨てるよ!!」

といってゴミ袋にまで入れたんですが、結局捨てる事はできず、後日見つかって「捨ててないじゃん」とか言われてしまいました。

あんころもち

私ナメられてる!!くやしーーー!!

でも全ては私の言動そのものが招いた結果だったんですねぇ。。反省です。

 

できないことは言わない!!ですね。

警告やペナルティなど小難しいテクニックに感じますが、要は親がブレていなければ大丈夫!!

 

子育てにおいて迷いは付き物ですが、コレだけは譲れない!という時はブレずに進んでいいと思います!但し、有言実行ですよ!

ブレない子育てをしていくと楽になっていきますよ。

 

発達障害あるなし関わらず、ペアレントトレーニングを取り入れて子育てしてみると子供の可能性がぐーんと広がる気がします!

子育てのヒントにしてみてくださいね!

今回でペアレントトレーニングのやり方シリーズは一旦終わりになります。

ペアレントトレーニングの実践やその後の効果、まめだいふくのその後、反省点なんかもこれから書いていこうと思います!

長文お読みくださってありがとうございました!

 

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